シーズン7使用構築【T式バンドリマンダ改】最終レート2002
ORASシーズン7 最高レート、最終レート共に2002。
前回の記事から、ボーマンダ、ドリュウズ、スイクンの個体が変わっているので、そこだけ簡潔に紹介。
前回の記事はこちら→ 第13回キツネの社mf ベスト8構築 【T式バンドリマンダ】 - Ace is Salamence!
使用パーティー
ボーマンダナイト | 無邪気 171-187-100-130-90-167(メガシンカ前) | ||||
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威嚇→スカイスキン | 捨て身タックル | 龍星群 | ハイパーボイス | 大文字 |
ボーマンダミラーで勝つために最速且つ龍星群搭載。 | |||||
前回の個体と比べ技範囲を広げた。 | |||||
脱出ボタン |
控えめ 207- 138-136-137-134-85 | ||||
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砂起こし | 冷凍ビーム | 火炎放射 | 岩石封じ | 吠える |
変更点なし。 クッションバンギ。捨てるタイミングには注意。 | |||||
砂ターンが短くなったので、基本2回砂嵐を起動させるようにしたい。 | |||||
命の珠 | 意地っ張り 185-205-81-×-85-140 | ||||
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砂掻き | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 |
火力が足りないと思う場面が増えたので意地っ張りに変更。 | |||||
素早さはこの付近のメガバシャーモを意識して140まで伸ばした。 |
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気合の襷 | 陽気 151-156- 91-×-92-176 | ||||
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猛火 | ステルスロック | 岩石封じ | インファイト | アンコール |
アンコールの枠は猫騙しを試したりもした。 | |||||
猫騙しだと対面からガルーラ・襷マンムー・襷キノガッサに勝てる。 | |||||
毒々玉 | 陽気 155-150-113-×-80-134 | ||||
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ポイズンヒール | キノコの胞子 | 身代わり | ビルドアップ | 種マシンガン |
変更点なし。よくTODを仕掛けられるがほぼ勝てるマシンガッサ。 | |||||
如何に種マシンガンを隠すかに気をつけること。 | |||||
ゴツゴツメット | 図太い 203-×-180- 110-135-110 | ||||
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プレッシャー | 熱湯 | 凍える風 | 眠る | リフレクター |
過労死枠。ゴツメの定数ダメージで後続の圏内に入れるのが仕事。 | |||||
前回使ったスイクンとは別個体なのでHの個体値が低い。 |
・変更点のみ個別解説
★物理火力(目安)
・捨て身タックル
181-120 メガガルーラに79.5%~94.4%(ダメージ: 144~171)
227-189 クレセリアに40.9%~48%(ダメージ: 93~109)
207-189 スイクンに45.4%~54.1%(ダメージ: 94~112)
★特殊火力
177-96 グライオンにハイパーボイスが54.8%~64.9%(ダメージ: 97~115)
181-137 ナットレイを大文字で乱数1発 (62.5%)(ダメージ: 172~204)
155-130 ラティオスを龍星群で確定1発(ダメージ: 158~188)
無邪気AS。前回の低火力ポケモンを起点にする竜舞羽休め型もそこそこ強かったのだが、竜の舞をしている暇が無くなってきたので変更。
捨て身タックルでバンドリにおいて邪魔なマリルリとガルーラを大きく削る為に努力値はA振り。
攻撃に補正を掛けていないので火力が少し足りないが、そこはステルスロックや砂ダメージ、スイクンのゴツゴツメットの定数ダメージなどで補うようにする。
無邪気最速なので、初手のボーマンダミラーでは龍星群を撃つことでほぼ確実に勝つことができる。他にもボーマンダによく後出しされるサンダーや水ロトム、カバルドンなどにも負荷を掛けることができ、C無降りながらも龍星群は非常に便利な技だった。
ハイパーボイスは捨て身タックルの反動を受けたくない時や、身代わりを貫通できる優秀な技。これがあることでドリュウズが苦手なグライオンにも有利に立ち回ることが出来る。
最後に大文字だが、単純に技範囲を広げる意味合いと、ハッサム・ナットレイ・エアームド・メガクチートなどに撃つことを考えて採用した。
最終的に5世代で使用した脱出バンドリマンダの時とほぼ同じような技構成になり、受けループの様な構築に非常に強かった。
また最速にしたことで、先にメガシンカしてしまえば110族や115族といった準速メガボーマンダが素早さで勝てなかったポケモンに勝てるようになった点も高評価。
一個人の考えだが、ボーマンダの竜の舞という技は、攻撃と素早さを上昇させるのではなく、素早さの逆転を行う技だと考えるのがいいのではと感じた。
例えばには対面からは縛られており勝てないが、この対面以外のところで竜の舞を一回してしまえば縛りの関係が逆転する。
攻撃の上昇も確かに強力ではあるが、現在は竜の舞をして3タテ出来る程ボーマンダが動きやすい環境ではないので、こうした考えもあるということ記しておく。
★物理火力
167-171 ギルガルドを地震で確定1発(ダメージ: 174~211)
前回は陽気個体だったが今回は意地っ張りに変更。
理由としては火力が足りないと思う場面が増えたのと、このパーティーにヒードランが全く選出されないから。
特に解説はないが、命の珠意地っ張りドリュウズを使うと陽気ドリュウズには戻れない。
前回の構築では相手のボーマンダ・ガブリアス・バシャーモの処理ルートが薄かったのでゴツゴツメットに変更。これによりガルーラに後投げをして後続の圏内に入れる動きも可能となった。
技構成は熱湯・凍える風・眠るに関しては説明しないが、リフレクターの枠は吠えるや寝言でもいいと感じた。リフレクターもそれなりに役立ったので、一考の余地有り。それからこのスイクンは素早さが110だが、凍える風一回で最速ガブリアスまで抜ける素早さ114まで伸ばした方がいいと思う。
・選出パターン
【マンダバンドリ】
ボーマンダかドリュウズ、最終的にどちらを一貫させるか考えながら動かすこと。この選出が一番多い。
【スイクンバンドリ】
ゴツメスイクンでガルーラやガブリアスを削り、ドリュウズを一貫させる選出。
【マンダバンギガッサ】
ボーマンダの苦手なところをバンギラスをクッションにしながら、キノガッサで嵌めにいくパターン。キノガッサの苦手なポケモンにボーマンダが強い。
【猿ガッサマンダ】
ゴウカザルの岩石封じ・ステルスロックのサポートからキノガッサで展開、潰しきれないところはボーマンダで。
他にもあるが基本は以上。
・総括
ボーマンダとスイクンの型を変更したことで選出に幅が出て、バンドリを格段に動かしやすくなった。変更してからはほとんどの構築にバンドリを投げられるようになった。
その一方でゴウカザル+キノガッサのラインが次第に動かし辛くなったので今回で完全公開することにした。
もしこの構築を使ってくれる方がいるなら、バンギラスを用いた脱出展開に慣れて頂きたい。慣れるまでは動かし辛いかもしれないが、慣れれば割と回しやすいとは思う。ポイントはバンギラスを雑に扱うこと。バンギラスが眠ろうが麻痺しようが凍ろうが、場に残らずに手元に戻ってくるので、一撃で落とされることだけ無いように気をつけて欲しい。
ギミックなどについてもし要望と時間があれば解説記事を書きます。
それでは今回はこの辺で。何か質問があればコメントかTwitterまでお気軽にどうぞ。